まず知ってほしいこと:お金や証拠がなくても相談できます
- お金がなくても、証拠が揃っていなくても、DVについて相談していいです。
- 全国どこからでも、電話番号「#8008」(DV相談ナビ)にかければ、近くの相談機関につながります。
- 「DV相談+(プラス)」は電話0120-279-889で24時間相談できます。チャット・SNS・メールでの相談もできます。
- 一時的に避難できる場所(一時保護、いわゆるシェルター)もあります。まずは相談窓口に、今の状況を伝えることから始まります。
証拠や生活費の心配は、あと回しにして大丈夫
暴力を受けている。怖い。逃げたい。でも、今のお金では家を出られない。証拠になるようなものも、うまく残せていない。
そう思って、相談をためらっていませんか。
相談は、お金の準備ができてからでなくて大丈夫です。証拠が完璧に揃っていなくても大丈夫です。まずは「怖い」「逃げたい」という気持ちを、窓口に伝えるところから始められます。
今すぐ電話するなら、どこにかける?
- 今すぐ命の危険を感じる場合は、迷わず110番(警察)に連絡してください。
- 急を要しない場合は、まず「DV相談ナビ」に電話してください。電話番号は「#8008」です。プッシュ回線・スマートフォンからかけると、近くの相談機関に自動でつながります。
- 電話が難しい場合は、「DV相談+(プラス)」を使ってください。電話は0120-279-889で24時間対応しています。正午から22時まではチャット相談、メールは24時間相談できます。日本語以外の言語にも対応しています。
最新情報は公式サイト・窓口で確認してください。
相談窓口の種類と一時保護(シェルター)
電話・チャットで相談できる窓口
- DV相談ナビ「#8008」: 全国共通の番号です。かけた場所に応じて、近くの配偶者暴力相談支援センターなどにつながります。
- DV相談+(プラス)「0120-279-889」: 24時間の電話相談に加えて、チャット・SNS・メールでも相談できます。
- 警察相談専用電話「#9110」: 事件化するかどうかにかかわらず、警察に相談したいときの窓口です。命の危険がある場合は、迷わず110番を使ってください。
配偶者暴力相談支援センターとは
都道府県などが設置している、DVの相談・支援を専門に行う機関です。女性センターや福祉事務所が、この役割を担っていることもあります。相談したうえで、必要に応じて次の一時保護につないでもらえます。
一時保護(シェルター)を利用するには
配偶者などから一時的に離れて過ごせる施設です。公的な機関が運営するものと、民間の団体が運営するものがあります。利用できる条件(同伴できる子どもの年齢など)は、施設によって異なります。まずは相談窓口に、今の状況(子どもの有無、緊急度など)を伝えてください。
相談先一覧:まず連絡してみる窓口
- DV相談ナビ: 電話「#8008」
- DV相談+(プラス): 電話「0120-279-889」(24時間)、チャット(正午〜22時ごろ)、メール(24時間)
- 警察相談専用電話: 「#9110」
- お住まいの配偶者暴力相談支援センター・女性相談窓口
お金がなく、移動手段もない場合は、その旨を最初に伝えてください。相談機関側で、移動や当座の生活費についても一緒に考えてもらえることがあります。
相談する前に、準備しておくとよいこと
- 特別な書類は、相談する時点では必要ありません。
- 余裕があれば、これまでの被害の状況(日付、内容)をメモしておくと、その後の手続きがスムーズになることがあります。ただし、メモを残すこと自体が危険な状況では、無理に準備しなくて大丈夫です。
- 避難する場合に備えて、可能であれば、本人確認書類・通帳やカード・スマートフォンの充電器など、すぐ持ち出せるものを整理しておくと安心です。ただし、これも安全が最優先です。無理はしないでください。
相談するときに気をつけたいこと
- スマートフォンの位置情報や、家族共有の履歴(検索履歴、通話履歴など)から、相談したことが加害者に伝わってしまう場合があります。共有端末で調べた場合は、履歴を消す、公共の場所の端末を使うなど、安全な方法についても相談窓口で確認してください。
- 一時保護には、施設ごとに受け入れ条件があります。「必ずすぐに入れる」とは限らないため、まずは相談窓口に率直に状況を伝えてください。
- 緊急に命の危険がある場合は、この記事を読む時間よりも先に、110番への連絡を優先してください。
身近な相談先がわからない・誰にも話しづらいときは
- 近くの配偶者暴力相談支援センターがわからない場合も、「DV相談ナビ#8008」にかければ案内してもらえます。
- 家を出た後の生活費・住まいについては、避難先の自治体の福祉事務所や自立相談支援機関にあわせて相談できます。
- 家族や友人に話しづらい場合でも、まずは相談窓口だけに話す、という選択肢もあります。無理に誰かに打ち明ける必要はありません。
よくある質問
Q. 証拠が揃っていなくても相談できますか?
A. はい。証拠が完璧に揃っていなくても大丈夫です。まずは「怖い」「逃げたい」という気持ちを窓口に伝えるところから始められます。
Q. 電話が難しい場合はどうすればいいですか?
A. 「DV相談+(プラス)」ならチャット(正午〜22時ごろ)やメール(24時間)でも相談できます。
Q. 今すぐ命の危険がある場合はどうすればいいですか?
A. 迷わず110番(警察)に連絡してください。
Q. お金や移動手段がなくても相談していいですか?
A. はい。その旨を最初に伝えれば、相談機関側で移動や当座の生活費についても一緒に考えてもらえることがあります。
本記事は2026年8月時点の情報を基に、再起堂編集部が公開前に内容を確認しています。制度名・金額等は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイト・窓口でご確認ください。
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