フードバンクの使い方|今日から食料支援を

今日を乗り切る

この記事でわかること

  • フードバンクは、余っている食品を必要な人に無料で届ける仕組みです。
  • 利用条件は団体ごとに異なり、生活保護を受けていなくても使える所が多いです。
  • 予約が必要な団体と、当日そのまま受け取れる団体があります。
  • 近くの窓口が分からない場合は、社会福祉協議会や自立相談支援機関に聞くと案内してもらえます。

今日、食べるものがない。でも、お金もない。そんな時に、無料で食料を受け取れる場所があります。「フードバンク」「フードパントリー」と呼ばれる仕組みです。

この記事では、フードバンクとは何か、誰が使えるのか、どうやって受け取ればいいのかを説明します。

食べるものがない今日、何をすればいい?

  1. お住まいの市区町村名と「フードバンク」または「フードパントリー」で検索してください。
  2. すぐに見つからない場合は、お住まいの市区町村の社会福祉協議会に電話し、「食料支援を受けられる所を教えてほしい」と伝えてください。
  3. 近くに窓口がなくても、全国規模で活動する団体(後述)が個人向けの受け取り窓口を用意している場合があります。

フードバンクとフードパントリーの違いとは?

やさしく言うと、「まだ食べられるのに捨てられそうな食品を、企業や農家などから預かって、必要な人に無料で届ける仕組み」です。正式には「フードバンク」と呼ばれ、この活動を行う団体を「フードバンク団体」といいます。

似た言葉に「フードパントリー」があります。こちらは、フードバンクが集めた食品を実際に個人へ配る「配布の場」を指すことが多いです。

こども食堂と違うのは、その場で食事をするのではなく、食材を持ち帰って自宅で食べる形式が中心という点です。

利用できるのはどんな人?条件は団体ごとに違う

フードバンクの利用条件は、団体によって大きく異なります。

  • 「ひとり親家庭のみ」など、対象を絞っている団体
  • 特に条件を設けず、困っている人であれば個人でも利用できる団体
  • 「生活保護を受けていない人」を対象にしている団体(生活保護費に食費が含まれているという理由から)

自分が対象になるかどうかは、必ずその団体のホームページか電話で確認してください。 条件に当てはまらなくても、別の団体や自治体の窓口を案内してもらえることがあります。

実際に食料を受け取るまでの流れ

  1. 利用したいフードバンク・フードパントリーを探す
  2. ホームページで予約が必要か確認する(予約制と、当日並べば受け取れる配布会形式があります)
  3. 予約が必要な場合は、電話やウェブフォームで申し込む
  4. 指定された場所・時間に受け取りに行く(自宅への配送を行っている団体もあります)

日本で最初にフードバンク活動を始めた団体の一つに「セカンドハーベスト・ジャパン」があります。個人が食品を受け取りたい場合の案内が公式サイトに掲載されています。

食品を受け取りたい個人の方へ | セカンドハーベスト・ジャパン(日本初のフードバンク)
セカンドハーベスト・ジャパンは、食品ロス(フードロス)を引き取り、人々へ届ける活動を行う日本初のフードバンクです。

また、全国のフードバンク団体をつなぐ「全国フードバンク推進協議会」のサイトでも、地域の団体を探す手がかりが得られます。

全国フードバンク推進協議会|フードバンク活動を推進する全国ネットワーク
全国各地のフードバンク団体や企業、行政が連携し、食品ロス削減と貧困対策に取り組む全国的なプラットフォームです。支援や寄贈を検討されている方へ、食の支援を、社会全体で広げる仲間になりませんか?

近くの窓口が分からないときの相談先

  • 各フードバンク・フードパントリー団体の窓口(ホームページ・電話)
  • お住まいの市区町村の社会福祉協議会(近くの団体を案内してもらえることがあります)
  • 自立相談支援機関(食料支援だけでなく、他の困りごともまとめて相談できます)

受け取りに行くときの持ち物・準備

  • 団体によっては、簡単な申込フォームへの記入や、世帯の状況(人数など)を聞かれることがあります
  • 本人確認書類の提示を求められる場合があります(団体ごとに異なります)
  • 持ち帰り用の袋やエコバッグがあると安心です

利用する前に知っておきたい注意点

  • フードバンクは「毎回確実に希望の食品が手に入る」保証はありません。在庫状況によって内容が変わります。
  • 利用条件・受け取り方法は団体ごとに違うため、最新情報は必ず公式サイト・窓口で確認してください。
  • 配布量が限られているため、本当に必要な人が優先されるよう、利用条件を守ることが大切です。

フードバンク以外にも使える支援

  • こども食堂(子どもと一緒に食事ができる場所。food単体の受け取りとは別の選択肢です)
  • 生活福祉資金の緊急小口資金(食費以外の生活費全体が厳しい場合の一時的な貸付)
  • 自治体の生活困窮者向け相談窓口(食料以外の困りごともまとめて相談できます)

よくある質問

Q. フードバンクは生活保護を受けている人でも使えますか?
A. 団体によって異なります。「生活保護を受けていない人」を対象にしている団体もあれば、特に条件を設けていない団体もあります。必ずその団体のホームページか電話で確認してください。

Q. フードバンクとフードパントリーは何が違いますか?
A. フードバンクは食品を企業や農家から預かって届ける仕組み自体を指し、フードパントリーはその食品を個人へ実際に配る「配布の場」を指すことが多いです。

Q. 受け取りに予約は必要ですか?
A. 団体によります。予約制のところと、当日並べば受け取れる配布会形式のところがあります。ホームページで確認してください。

Q. 近くにフードバンクがあるか分からない場合はどうすればいいですか?
A. お住まいの市区町村の社会福祉協議会や自立相談支援機関に聞くと、近くの団体を案内してもらえることがあります。

本記事は2026年8月時点の情報を基に、再起堂編集部が公開前に内容を確認しています。制度名・金額等は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイト・窓口でご確認ください。

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