この記事でわかること(要約)
- 生活保護を受給中の場合、住居確保給付金は対象外になります。
- 生活保護には住宅扶助という家賃相当の支援がすでに含まれているため、二重の家賃支援は制度上想定されていません。
- 住居確保給付金は、生活保護に至る前の段階の人を支える制度という位置づけです。
- どちらを選ぶべきか迷う場合は、自立相談支援機関に相談すると整理しやすくなります。
この記事でわかること
「住居確保給付金と生活保護、両方使えたら生活がもっと楽になるのでは」と考える方もいるかもしれません。
結論から言うと、この2つは同時には使えません。この記事では、その理由と、どちらを選ぶべきかの考え方をまとめました。
住居確保給付金と生活保護は同時に使えない
すでに生活保護を受給している場合、住居確保給付金は対象外になります。 逆に、住居確保給付金を受給している間は、原則として生活保護には至っていない状態を想定した制度です。
つまり、どちらか一方を使う形になり、両方を同時に受け取ることはできません。
なぜ併用できないのか
やさしく言うと、生活保護にはすでに「住宅扶助」という家賃相当の支援が含まれているからです。生活保護は、家賃だけでなく生活費全体を支える制度で、その中に住まいの支援も組み込まれています。
一方、住居確保給付金は、「生活保護に至る前の段階で、家賃だけを一時的に支援することで自立を後押しする」という位置づけの制度です。すでに生活保護で住まいの支援を受けている人に、追加で同じ目的の給付を行う必要がない、という考え方になっています。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
- 収入はあるが、家賃の支払いだけが厳しい → 住居確保給付金が向いている可能性があります
- 家賃だけでなく生活費全体が厳しい → 生活保護を検討したほうがいい場合があります
自分の状況がどちらに近いか分からない場合は、無理に自分で判断せず、窓口に相談してください。
相談先
- 自立相談支援機関:住居確保給付金の相談窓口であり、生活保護が必要そうな場合は福祉事務所につないでもらえます。
- 福祉事務所:生活保護の相談・申請窓口です。
よくある質問
Q. 生活保護を受給中でも、住居確保給付金は使えますか?
A. いいえ。生活保護を受給している場合、住居確保給付金は対象外になります。
Q. なぜ両方の制度を併用できないのですか?
A. 生活保護にはすでに「住宅扶助」という家賃相当の支援が含まれているため、同じ目的の給付を追加で行う想定がないためです。
Q. どちらを選べばいいか分からない場合、どこに相談すればいいですか?
A. 自立相談支援機関に相談してください。生活保護が必要そうな場合は、福祉事務所につないでもらえます。
Q. 収入はあるが家賃の支払いだけが厳しい場合、どちらが向いていますか?
A. そのような場合は、住居確保給付金が向いている可能性があります。家賃だけでなく生活費全体が厳しい場合は、生活保護を検討したほうがいい場合があります。
本記事は2026年8月時点の情報を基に、再起堂編集部が公開前に内容を確認しています。制度名・金額等は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイト・窓口でご確認ください。
関連リンク




