面接に行く服・交通費がない時の対処法

働いて立て直す

この記事でわかること(要約)

  • 生活保護を受けている方には、就職が決まった際にスーツなどの購入費用を支給する「就職支度費」という制度があります。
  • 面接の交通費は基本的に企業側の判断ですが、遠方の面接には「広域求職活動費」という支援もあります。
  • 無料でスーツを借りられるNPOもあります。
  • まずはケースワーカーやハローワークに、面接があることを伝えて相談してください。

面接に行く服や交通費がない――まずどうする?

面接のチャンスをもらえた。でも、まともな服がない。交通費も心もとない。そんな状況で、面接に行くこと自体をあきらめそうになっている方もいるかもしれません。

この記事では、お金をかけずに面接に行くための制度や選択肢をまとめました。

面接が決まったら今日中にしておきたい3つのこと

  1. 面接が決まったら、できるだけ早く担当のケースワーカー(生活保護を受けている場合)やハローワークの担当者に伝えてください。制度を使うには、事前の相談が必要な場合が多いです。
  2. 家族・知人にスーツやビジネスシューズを借りられないか聞いてみてください。
  3. お住まいの地域に、スーツの無料貸し出しを行っているNPOがあるか調べてください。

スーツ代を支給してもらえる「就職支度費」とは?

やさしく言うと、「就職が決まった人が、仕事に必要な服や道具を買うためのお金を支給してもらえる制度」です。正式には「就職支度費」といいます。

  • 対象:就職が決定していて、社会保険への加入が予定されているなど一定の条件を満たす方
  • 使える範囲:スーツ、靴、カバンなど、社会復帰・就労に必要なもの
  • 上限額:3万円台(年度によって変わることがあるため、最新額はケースワーカーに確認してください)

生活保護を受けていない場合でも、自立相談支援機関に相談すると、似た趣旨の支援が案内される場合があります。

遠方の面接の交通費を補助する「広域求職活動費」とは?

やさしく言うと、「ハローワークの紹介で、遠くの会社まで面接に行く際の交通費・宿泊費を補助してもらえる制度」です。雇用保険の制度の一つで、「広域求職活動費」といいます。

一般的に、自宅から片道100km以上離れた事業所への面接が対象になり、月あたり数万円程度の支援が受けられるとされています。対象条件・金額は変わることがあるため、詳しくはハローワークで確認してください。

スーツを無料で借りられるサービスもある

就活支援を行うNPOの中には、スーツの無料貸し出しや、寄付されたスーツ・古着を必要な人に届ける活動をしている団体があります。お住まいの地域名と「スーツ 無料 貸し出し」などで検索するか、自立相談支援機関に聞いてみてください。

相談・申請はどこにすればいい?

  • 福祉事務所のケースワーカー:就職支度費の相談窓口です。
  • ハローワーク:広域求職活動費や、その他の就職支援制度の相談窓口です。
  • 自立相談支援機関:生活保護を受けていない場合の相談先です。

面接前に準備しておきたいもの

  • 面接の案内(会社名、面接日時、場所が分かるもの)
  • 就職が決定している場合は、内定通知書などの証明できるもの
  • 本人確認書類

申請は面接前に――タイミングと注意点

  • 就職支度費・広域求職活動費は、事前の相談・申請が必要な場合が多く、面接後に申請しても対象にならないことがあります。面接が決まったら、できるだけ早く相談してください。
  • 制度の対象条件・金額は変更されることがあります。最新情報は必ず窓口で確認してください。
  • スーツの貸し出しサービスは、サイズが合うかどうかや、対応地域が限られる場合があります。

制度が使えない・間に合わないときの代替案

  • 100円ショップ・フリマアプリで、最低限の身だしなみを整えられるアイテムを探す
  • 面接がオンライン(Web面接)に変更できないか、企業に相談してみる
  • 面接の服装について、企業の指示(私服可など)を事前に確認する

よくある質問

Q. 就職支度費はいくらまで支給されますか?
A. 上限額は3万円台です。年度によって変わることがあるため、最新額はケースワーカーに確認してください。

Q. 広域求職活動費はどんな場合に使えますか?
A. 一般的に、自宅から片道100km以上離れた事業所への、ハローワーク紹介の面接が対象です。対象条件・金額は変わることがあるため、詳しくはハローワークで確認してください。

Q. 生活保護を受けていない場合でも支援はありますか?
A. 自立相談支援機関に相談すると、似た趣旨の支援が案内される場合があります。

Q. 申請は面接の前と後、どちらでもいいですか?
A. 面接前に相談・申請することが必要な場合が多く、面接後に申請しても対象にならないことがあります。面接が決まったら、できるだけ早く相談してください。

本記事は2026年8月時点の情報を基に、再起堂編集部が公開前に内容を確認しています。制度名・金額等は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイト・窓口でご確認ください。

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